Q&A

●単位制高校の特徴は何ですか?

 学年がありません。
 自分の時間割を自分で決めます。
 3年以上をかけて、卒業に必要な単位を修得した時に卒業できる学校です。


●卒業するのに必要な条件は何ですか?

 必修単位を履修し、「総合的な探究の時間」を3~6単位、教科に関する単位を68~71単位、合計74単位(これが最低限の単位数)を修得したら卒業できます。


●3年間で卒業できますか?

 1日2コマ(90分授業×2)の授業だけでは卒業に4年かかります。
 自分の所属する部以外の授業も学ぶことで、3年で卒業することが出来ます。
 3年での卒業を目指す生徒が比較的多くいます。


●Ⅰ部・Ⅱ部・Ⅲ部のどれを選べばいいですか?
 今の自分の生活パターンや、将来の目標を考えて、自分で選びましょう。

 Ⅰ部(午前部)は得意科目の学力を伸ばし、大学進学を目指す人に向いています。

 Ⅱ部(午後部)は自分の生活リズム、自分のペースで勉強したい人に向いています。

 Ⅲ部(夜間部)は働きながら高校卒業をめざす人に向いています。


●どんな形で授業をうけるのですか?

 通常の座学だけでなく、ディスカッション型の授業もあります。

 大きなテーブルを囲んでみんなで勉強する形もあります。

 授業は少人数授業で、5~15人程度の授業が多くなります。

 また、コミュニケーション英語Ⅰ、国語総合、数学Ⅰの授業は基礎・標準・発展の3つのレベルから選ぶことになります。


●今高校1年生ですが、太田フレックス高校に編入してあと2年間で卒業できますか?

 「春季の前期入試と後期入試、再募集入試」 と 「秋季の入試」 は両方ともに新入生だけを募集します。つまり、全員が新入生扱いとなり、今まで他の学校で取得した単位は認められません。 卒業には最短で3年かかります。

 前籍校の単位を持っていてそれを生かしたい人は、8月と2月に実施する定時制の編入学試験を受検してください。
 ①前籍校の単位数と、本校で修得した単位数の合計が、総合的な学習の単位数を含めて74単位以上
 ②前籍校の在籍期間と、本校での在籍期間の合計が3年以上
 上記の ①、②の条件がそろえば卒業できます。

 通信制課程は、他の学校で取得した単位が認められます。高校1年生がいま履修している単位を取得できた場合、 あと最短2年間で残りの単位を取得できれば合計3年間で卒業できます。卒業までに必要な単位は74単位です。
 通信制課程の申込は、新入生・編入生とも8月と3月です。


●通信制のスクーリングとはどういうものですか?

 月2回、日曜日に登校して、教室で先生から直接授業を受けます。
 自学自習では解決出来ない問題を先生に質問できます。
 出席すべき時数は、科目ごとに決められています。